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日常 第00話 『日常の第0話』


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京都アニメーション期待の最新作『日常』

春のTVアニメスタートに先駆けて、「日常」コミックス第6巻同梱の「日常の0話」の感想をこちらでも書いていこうと思います。
はじめに、ちょっとだけ制作について。自分も既読済みなのですが、いわゆるほのぼの日常系。これは京アニの最も得意とするフィールドですよね。
ただしそこにシュールというギャグが付加していますが、そんな問題は何のその、本作も期待通りのクオリティでした。
月並みですが、いわゆる京アニクオリティというやつです。分かりやすく代表作でいうなら「けいおん!」よりは「らき☆すた」に近い雰囲気ですね。
淡い背景美術やコミカルにデフォルメされたキャラクター、後はらっきー☆ちゃんねるでもおなじみの今野&白石コンビ。
ゆるゆるした「らき☆すた」に比べて、本作の一番大きな差異はテンションの高さ…ですかね?何分笑いがシュールなもので…

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エピソード1「日常の褒め」
時定高校1年Q組の相生祐子(通称:ゆっこ)と親友の長野原みおの二人が、テストでゆっこの取った驚異的な点数をめぐって延々と
無駄な会話劇を繰り広げるというもの。いわゆるどうでもいい話をシュールに引き伸ばしたものと考えてもらえば概ね間違いはないかと…。
答案の見せっこをする二人。ですが頑なに見せようとしないゆっこの隙をついてみおちゃんが取り上げた答案は前代未聞の1点wwwっ!!!?
みおちゃんのとんでもないもの見てしまったという顔と、フォローになってないフォローに衝撃受けて吹っ飛ぶゆっこにちょっとワロタ。

宿題をあまりやってこないゆっこがやったわけでしょ?それはなかなかできないことだよ!
夢でも目標でもそうだけど、最初の一歩を踏み出すまでが一番難しいんだよ!それをゆっこはやったんだよ!

と必死に説得を試みるみお。むりくりフォローする彼女がイメージするのは「魚釣り」。で、ゆっこはゆっこで単純かつ幸せな性格をしてるので、
強引な褒め倒し作戦で上手く機嫌を直すことに成功します。ところが調子に乗らせすぎたせいで、漫画を投稿できなかったことを告げた後、
みおちゃんビビリだもんね~と言われたことにムッとしてうっかり一点にそんなこと言われたくない!と口走ってしまい再び意気消沈に…

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廊下に貼られた試験の心得を読ませることで、ゆっこはいつでも全力だ、その一歩を踏み出す勇気はどうやったらもてるの?
とひたすらにヨイショしながら尋ねるみおちゃん。すると再び「簡単だよ~って言ったら言葉悪いかもだけど」と調子に乗り出すゆっこ。

まーなんていうか?私のバアイー無意識にそれがー、デチャッタ?―ていうか、自然体?――ていうか…えと、
えーと?才能!?そそんな才能ダナンテー……でも……ひょっとして、…そういうことに、ナッチャウカ?(キリッ

地獄のミサワにこんなんなかったっけ?ここまでポジティブになれるって…なんか逆にうらやましいような気がしますね…。
さらにここぞとばかりにその天賦の才が羨ましい、前に進む勇気がもらえたなどおだてにおだててようやくゆっこという魚を釣り上げることに成功!
最後に諸悪の根源である答案を紙飛行機にし、これを放つことによって私はさらなる飛躍の道を歩むのだと嬉々として語るゆっこ。
そうしてゴミ箱へと放った青春の光は、空中でターンして見事ゆっこの頭へと突き刺さりましたとさ。

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エピソード2「日常の風邪」
話は変わって東雲研究所の3人のお話。いちおう未読の方に分かりやすく説明しておくと、はかせはお菓子と鮫が好きなちびっこ天才科学者です。
なのは、彼女が作った人型のロボット。背中のネジがトレードマークになってます。阪本さんは猫なんですが、マフラーが翻訳機になっていて
人間と会話することができます。ちなみに名前の由来は拾ってきたダンボール箱に書いてあった「阪本製薬」から(笑)

今回ははかせが風邪をひいてしまい、なのと坂本さんがどうにかして薬を飲ませようとするという話です。
薬が大嫌いなはかせは頑なにそれを飲もうとしないので、2人はあの手この手で飲ませようとするのですが、ことごとく失敗。
そこで阪本さんは賢そうに説得を始めるものの、目の前のチョウチョに体が勝手に反応してしまったりティッシュに反応したりでうまくいきません。
おやつ抜きという言葉に怒ってついにはご飯すら食べなくなってしまったはかせに「どうしたらいいのか…」と悩むなの。そこで阪本さんは

「おやつに、混ぜろ!」

という作戦をなのに命令。「好物にドッキングさせて、カモフラージュでライドオン!だろここは。」って、阪本さんの声が妙に渋いから困る。
なるほどその手があったかと嬉々としておやつを作りに向かうなのでしたが、持ってきたのはただのプリンに薬を乗せただけ!!?
慌てる阪本さん。おやつマッシュアップ作戦は失敗かと思いきや、はかせは美味しいとモグモグと食べてくれたので結果オーライでした。
なんか最初は違和感があったけど、慣れてくると、はかせとかなのの声もなかなかいいじゃないか。

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エピソード3「日常の貸し切り」
再び1年Q組の女子たちのお話。ゆっこ、みおちゃんに加えて、メガネクールの水上麻衣ちゃんが登場です。
大人びて一見常識人のように見えるのですが、実は一番ファンキーなのがこの麻衣ちゃんだったりするんですよね。駅や電車内に
他に人がいないのをいいことにゆっこやみおちゃんがはしゃぐのですが、せいぜいホームで側転したり電車内で押し相撲する程度の二人に対して、

麻衣ちゃんは網棚の上で寝るという上級者的なことをし始めます。

それに触発されたのか、悪乗りして、みおちゃんが座席、ゆっこが地べたに寝転がって「二段ベッド!」「三段ベッド!」とふざけるのですが、
地べたのゆっこはんなんだかちょっと損した気分だったというショートストーリーみたいなものでした。特にオチはなかった件。

一応一通り見た感想なんですが、原作同梱という性質上ある程度原作既読であることを想定しているので、あからさまな自己紹介等はないです。
どちらかといえば、今回はじめて「日常」というアニメに触れる人用にいわゆる「おためし」要素が強かったように思うので、
主要キャラが少人数でまわして、日常最大のウリであるシュールなギャグは若干抑え気味にしていたように思います。
でも、やっぱりさすがは京都アニメーションということで、テンポの良さ、作画、映像やBGMの安定感がすごいので安心して作品に入っていけます。
全体的な評価も個人の主観が入りますが、まぁ概ね満足といったところで、春からはじめるTVアニメの方も楽しみにしてます。

個人的には笹原たちが出てきてからが「日常」の真骨頂だと思うのですが。


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