オールウェイズ-アニメ考察部-

主人公、春風明日菜(はるかぜあすな)は牧場の娘で、中学生。北海道の田舎にある白玉中学のソフトテニス部に所属しており、
大会まであと２ヶ月ということもあって、学校までのランニングで走り負けない体力をつけようとします。が、バスと張り合った末に疲れて
バス停で真っ白に燃え尽きてしまいます。明日のジョーのパロですね。そしてもう一人、同じくソフトテニス部で学校までランニングをしているのは
沢夏琴音(さわなつことね)。頑張って体力づくりに励む彼女の横をバスに乗った明日菜が彼女を応援しながら通り過ぎて行きます。

「頑張れー！！あと５キロー！！自分に負けるなー！！」

余裕そうに日の丸を振る彼女ですが、直後にバスが停留所に停まってしまい、バスから降ろされて大会まで走り込みだろうと怒られます。



















学校に着くと、誰もいないはずのテニスコートのベンチに誰かがいるようです。近づいてみるとそれは顧問の三島木洋(みしまぎよう)(28)でした。
なんでも、昨日一晩中校長の酒に付き合わされて、そのままここで寝ていたという…。顧問なのに朝練があることを知らずにラジオ体操か？と言う辺り
ずいぶんテキトーな先生なんですね。そして「着替えてくるから覗くなよ、絶対にだぞ」と照れながら言う琴音。誰が覗くかというミッシーですが
明日菜は着替えの最中にミッシーが入ってきて、そのまま琴音に襲い掛かってくるようなシチュエーションを妄想しているようです。なんという変態。
その後も、忘れたボールを取りにいったきり、戻ってこないのを琴音が見に行くと、ボールを積み重ねて遊んでたりと一人暴走気味の明日菜。

そしてようやく練習開始。自分のフォームがどうかとミッシーに聞く明日菜ですが、ミッシーはそんなんじゃ全然駄目だといいます。

「全然ダメダメ。とりあえず、足が棒立ちなんだよ。
それじゃあ力のあるボール打てないぞ。腰をグッと落として、もっと足を大きく開かねえとさ。」

とアドバイスするミッシーですが、変態明日菜にはどうやら”棒立ち”の部分と、”足を大きく開く”という部分しか聞こえていなかったようで
またしても変態チックな妄想を膨らまします。「そんな口車には乗りませんよ！！」と言う明日菜ですが、ミッシーは意味不明。当たり前だ！！

その後、部室に残された荷物と食べかけの白米弁当からおそらく来ているであろうソフトテニス部員である秋山千歳(あきやまちとせ)の行方を
心配する明日菜。トイレにしては長すぎるし、どうやら、千歳はとんでもない食いしん坊であるようで、それならおかずを現地調達しに行ったのでは？
ということで、二人で川まで千歳を探しに行くことに。すると案の定、川で何かを捕ろうとしている千歳の姿を見つけたのですが、
彼女が捕ってたものがまさかのオオサンショウウオ。そんな天然記念物食べるわけないと笑う千歳。しかし、影ではヨダレ…食べるつもりだったのか！










目指すならベスト16なんてケチ臭いものよりもウインブルドンを目指そうなどど話し合っていると、後輩部員である冬川来栖(ふゆかわくるす)が
遅れてやってきます。(なんだか見覚えのある薬局のカエルをかぶって。) そして後輩の来栖が遅れてきた事に琴音が怒ると、
来栖は寝坊ではなく自主練をして遅れたと言います。２０ｋｍのマラソンに５００回の素振り、腕立て、腹筋、背筋、それぞれ１００回ずつ。
ジグザグ走と前後左右のダッシュを４セット…これだけやって遅れたようで、あまり練習もしてない琴音たちにはグゥの音も出ません。

まぁ、でもこれでやっと全員揃ったんで試合形式で練習しようとしたら、チャイムが鳴って朝練終了…結局一回もボールを打てなかった明日菜でした。



















後半。放課後の部活の練習。朝練でまったく打てなかった分、一人で練習しようとしていた明日菜ですが、コートでつまずき派手に転倒。
後から遅れてやってきた琴音に明日菜は普段から緊張感が足りない、そんなんじゃ試合の時、どうするんだと言われてしまいます。

「相手はあの手この手でこっちのペースを乱しにくるんだぜ！」

それを聞いた明日菜、またしてもスカートをめくられたり、ネットに縛り付けにされたり、パンツを盗られたりという変態チックな妄想を始めます。
明日菜の妄想はとどまることを知らず、足腰の粘りを身に着ける練習と聞けば、ネバネバに絡みつかれるような妄想をしたり…とんでもない変態です。
変人の言えば、明日菜だけではなく千歳さんも同じで、琴音が誤って柵越えしてしまったボールを明日菜が取りに牧場の方へ行って見ると
無許可で牛から牛乳を搾っていたり、新しくミッシーが持ってきたボールを白玉屋の大福にそっくりだと言って食べようとしたり…。
そして千歳さん、極度の運動オンチというか、反射神経のなさというか、二組に分かれてのボール上げの練習でも来栖の球にかすりもしないという…
でも来栖が隠し持っていた大福をこっそり投げると、それにはキッチリ反応して華麗に口でキャッチ。反射神経…いいのか悪いのか…（汗



















最後に、明日菜＆琴音、千歳＆来栖でジュースを賭けた練習試合をすることになるのですが、なんか、みんなあんまり上手くないというか…
明日菜は初っ端から３球連続で前衛の琴音の頭にボールをぶつけてしまったり、琴音は琴音でバレーを真似たジャンピングサーブを華麗に外し…
千歳さんはもう論外と言うか、琴音のスマッシュ対策として意味不明な行動をしたりで、結局一番まともで、一番うまいのは来栖だけなんですね。
結局、それでも両者引き分けのままどうにかこうにか最後の１球まで持ち込んだものの、琴音の返した球がなぜか牛に食べられてしまい終了…。
一応、明日菜組が勝ったことになったみたいですが、千歳が財布を忘れた為に、ジュースを奢るのではなく、さっき千歳が絞った牛乳を飲む羽目に…

そして夜、練習記録をきちんとつけてから眠る明日菜。これでいい感じに終了かと思ったら、飼い牛の花子が逃げたと大騒ぎに…。
明日も朝練が～～！と困ってたら、玄関先に逃げた牛が来ていました…。牛の脱走とか、いかにも北海道の大自然だなあ…って気がします。　

というわけで１話終了ですが、ギャグ的な笑いは微妙だったとしても、キャラの特徴とかがきちんと把握できる初回だったのでその点は良かったです。
とくにかな恵ちゃん演じる明日菜の妄想のエロさが際立ってたなぁ…（笑）あとエンディングは個人的にとても良かったと思ってます。
とりあえずこれもまた１話で切るにはもったいないアニメだったので、引き続いてまた視聴していきたいと思います。