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俺たちに翼はない 第02話 『好きな動物はペガサスです』

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「王様だーれだ?」「崇めてくださーい、称えてくださーい、でないと死刑です!」

は~い皆さんコンドルワ~。始まったおれつば2話ですが、なぜか渡来明日香、玉泉日和子、鳳鳴、羽田小鳩の4人が女子だけで合コンをしているのを
カウンターの後ろからモニターで覗き見している軽部狩男羽田鷹志という謎の場面からスタートしました。コンドル曰く、今回は各方面からの要望で
あからさまなサービスシーンからとのこと。王様の明日香の命令で小鳩が日和子の胸を揉み、小鳩に激しく胸を揉まれた日和子が握っていた
マヨネーズとケチャップのチューブからボトボトと中身が鳴と明日香の顔に落ちて終了…。慌ててティッシュに手を伸ばす男二人…。これはアウトッ

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OP明け、異世界グレタガルドで戦う聖騎士ホークの姿。そして鷹志はグレタガルドから現実に戻ってきます。自らの右手をじっと見つめる鷹志。
ふと女子の方を見るとそこには誰かと話しながら、楽しそうに笑っている渡来明日香の姿。

場面は変わって夜、柳木原の街を歩く成田隼人の姿。クレープ屋の前を通ると春日春恵が少女と隼人のうわさ話をしているのが耳に入ってきます。
声をかけると、春恵が話していた少女、鳳鳴は隼人に用事があったのだと言います。隼人は高圧的な態度で応対するも、無駄に態度がでかいだけで
別に怒っていないと笑って言う春恵。それが分かっていながらも人の顔色ばっかり伺っている様子の鳴の姿を見て、鷲介を思い出す隼人。
「気に入らねぇと思ったら、鷲介に似てんのか」…鷲介と隼人は知り合い?というわけで、彼女の用事は盗まれた自転車を探して欲しいとのこと。
盗まれたのであれば乗り捨てられてると考えるのが妥当だと乗り気のしない隼人でしたが、春恵の押しもあってしぶしぶそれを引き受けることに。
それはともかくとして、隼人にとって大事なのはこの少女がどこから隼人のことを知ったのかということで、鳴に話を聞いてみると、どうやら
鳴は左右田さんという人物から隼人の事を聞いて仕事の依頼をしにきたようです。そして、鳴の兄はYFBというグループを束ねている鳳翔とのこと。
翔とも面識がある隼人は、一年前のことを振り返ります。その頃、隼人はYFB(柳木原フレイムバーズ)に目を付けられ、その時に筆頭代理である
翔に出会っていました…って 翔君、YFB筆頭代理モードの時、別人すぎるんですが…本当にあの翔君と同一人物なんでしょうか?

そして鳴が、どうして隼人が“ドラ”と呼ばれているかということを聞いてきたので理由を答える隼人。それは隼人が夜にしかこの辺りに来ないからで
そういう意味でドラキュラから取って“ドラ”にしたのだとか。主導権を完全に握られてしまっている隼人はため息をつきながら思います。

「こういう時はあれだよ、アレ…世界が平和でありますように…」

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一方、千歳鷲介は雑誌のコラムの仕事の原稿を米田さんという雑誌編集の人に渡していました。米田さんが鷲介に仕事とかを廻しているらしく、
次の仕事は、元AV女優の多摩いずみという人が書いた『青春はそれを我慢できない』という自伝的小説の紹介記事を書くことでした。
そして鷲介がどこかのラウンジで『青春はそれを我慢できない』を読んでるところへ翔がやってきます。彼の情報によると、近くの席に座っている
メガネ女性が“たまいずみ”だといいます。「AV嬢でナチュラルに肉奴隷。三度のご飯よりマッスルスティック…」だそうで…それを聞いた鷲介は、
自分が紹介記事を書く予定の多摩いずみかと思って翔のアドバイス(下ネタ話が好きという…)を得て、彼女に話しかけることにします。

「目撃談だけは聞くんだけど……痴女って、本当に実在するのかな?」

と最悪な挨拶をする鷲介を見て、事情を知ってる翔は密かに笑います。最初は不機嫌そうな“たまいずみ”でしたが、彼女は先生と呼ばれ態度を改めます。
話は紹介記事のことへと移りますが、鷲介は、メンズフリーズという雑誌で先生の最新作の紹介記事を書かせてもらうことになったと説明。
そして自分の紹介記事を書いてくれるということならと、彼女は嬉しそうに深々と頭を下げて感謝します。そんな彼女の様子を見た鷲介は本当に
狩男トークが好きなギャルなのかと疑問に思いますが、情報源である翔からゴーサインが出たので、再び攻めることにします。

「今日のパンツの色は何色ですか?」

と鷲介が聞くと、死んだ魚の目みたいな目で鷲介を見下ろす先生。しかしまあ、それでも紹介記事を書いてもらえるなら、という感じでパンツの色を
わざわざ確認をしてまで答えてくれます。ちなみに色はベージュ。そこでようやく翔が笑ってることにようやく気づきますが時すでに遅し……。

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そしてアレキサンダー。合コンが開催されるのは本日で、マスターが招集すると言っていたもう一人の女性は玉泉日和子だといいます。
それが、先ほど鷲介が会った女の子。勘違いだと気づいた鷲介は、記事を書かせてもらえるよう米田に電話をしようとするも着替え中の日和子に遭遇。
それを見た鷲介もついついほんとに、ベージュなんですね~!」と一言。当然のごとくボコボコに(?)されてしまう鷲介なのでした……。

そしてとうとう紀奈子の壮行会と言う名の合コンが開かれ、貸し切りのアレキサンダー店内は盛り上がります。鷲介司会の下、まずは自己紹介ですが、
紀奈子のそれはロマンが足りないというマスターが言うので、それならばと合コンを一番楽しみにしていたマスターが直々に手本を見せることに。

「職業・愛の探究者。趣味は非合法すれすれのロマンス。特技はマウントポジションからのロマンス。
尊敬する人物はロマンスの神様。好きなレスリングスタイルはグレコローマンです」

そして鷲介はこの機会に日和子の誤解を解こうと、日和子を笑わせる為に一生懸命。しかし、日和子はなかなか笑わず魚の目をしたままです。
散々色々な事を言っても笑わない彼女、しかし、鷲介が自分の自己紹介をしている時、「好きな動物はペガサスです」と言うとクスっと笑います。
日和子が笑った事で、嬉しそうな鷲介。流れ的に鷲介が日和子狙いか?という話になり、鷲介は読んだことはないけど、日和子の小説が
面白かったとテキトーな事を言ってしまいます。日和子は嬉しそうにしていましたが、英里子が「ほんと読んだ事あるの?」的な突っ込みをいれてきて
ちょっと言葉に詰まる鷲介。どうやら最新刊は暗いもののようで、英里子はそれに酷評を下していました。そのことに日和子は落ち込みますが…

「そんなことより、ブルマの話をしよう」

助け舟かどうかも分からないマスターの一言で鷲介は再びテンションアップ。なまはげのごとく、「ブルマっ子はいねが?」とノリノリの鷲介。
そして日和子に「ブルマッ娘ならあっちにいましたよ」と言われ、そのまま店の裏口から外に出ていきます。そして月を見上げ、鷲介は呟きます。

「楽しいなぁ……世界が平和でありますように…」

今回はほとんどが千歳鷲介メインで話が進んでいきましたね。わずかながら3人の繋がりが見えてきましたが、この言葉の意味は果たして一体…?


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