オールウェイズ-アニメ考察部-

紀奈子がアレキサンダーを辞めてる間、玉泉日和子が働く事になっていましたが、どうやら鷲介も非常勤のヘルプという形でアレキサンダーにて
バイトをすることになったようです。好きな古代都市はアレキサンドリア、好きな健康器具はエキスパンダー…。明日でバイトが終わりな紀奈子は
一緒に働けなくて残念だと言いますが、そんな彼女に安心して受験に専念してもらう為にも、鷲介の教育係には日和子が任命されます。しかし…
「謹んで辞退させていただきます」といい笑顔でNOを突きつけます。しかしここはさすがマスター。「千歳鷲介のことが大嫌いなんだ！」
と断言されるとそこまでは…と言葉を濁す彼女。嫌いではないなら問題ないと言われ、仕方なく鷲介の教育係を受け持つことになりました。
そしてまず最初に日和子は言います。それは昨日の合コン時に関すること。鷲介が日和子の本を面白いと言ってくれたことについて。

「あの時は言えませんでしたけど……本当は、すごく嬉しかったです」

そう言って感謝の言葉を述べる日和子。なんだかいい雰囲気になってますが、鷲介は実はまだ読んでいないなんてことは口が裂けても言えません…。
しかし、そんな話はもう終わりで、「それでは、教育係として指示を出させていただきます」と教育モードに入った日和子が出してきたのは
アレクサンドリアの分厚い従業員向け業務マニュアル。表紙素材はカーフレザー、ページ数は1051ページ、製作費\57980、重量10.25kg、
お客様の笑顔プライスレス。日和子の指導はこれだけで、この内容を全て暗記するようにと命じるとそのまま何も教えずに立ち去ってしまいました。

そしてその分厚いマニュアルを持ってのバイトの帰り道。「こんばんは。小鳩さん」と鷲介は家から出てくる羽田小鳩に遭遇し、声をかけます。
彼女はお醤油を切らしたということでコンビニに買いに行くようです。鷲介は一緒に行こうかと言いますが、小鳩は大丈夫ですと行ってしまいます。
照れる彼女を見送りつつ「小鳩さんは可愛いなあ。いやぁ、お兄さんに似なくて良かったねぇ。なんつったりして…」そんなことを言いながら、
鷲介は今しがた彼女が出てきた“羽田家”へと入っていきました。あれ？ってことは鷲介ってもしかして羽田家で下宿とか居候とかしてたりするのかな？
ちなみに、来月号の書籍紹介記事はもう一枠増やしてもらうことに成功したようです。というわけでさっそく日和子の作品の読書に取り掛かります。




















一方、隼人は夜の街を鳳鳴と一緒に歩きながら鳴の自転車を探していました。工事現場の作業着を着ている隼人に何故か鳴は興味を持ったようです。
「おいおい女。あんまりじろじろ見んじゃねぇよ。ハムスターかお前は」と言う隼人でしたが、ほどよく汚れた作業着に、“働く男”を感じる鳴。
そしてハードボイルドだからあまり惚れると火傷をしてしまう恐れがあると言う隼人に「それはまったく心配ないと思います」と鳴は即答…。
しかし突然胸がキュンと高鳴ったことで、恋…または風邪症候群。もしくは隼人が制服フェチのように、自分も作業着フェチのような潜在的思考心を
持っているのかもしれないと考える鳴。自分は作業着フェチだったのか…ということで隼人の持っていたヘルメットをかぶってみようとする鳴でしたが
そのあまりの臭いに思わず「これじゃ100年の恋も冷めてしまいますね…」との感想を。世の中には大変な仕事があったのだということを理解します。

するとそこにLR2001こと左右田とチケドン、森里和馬、バニィDの柳木原フレイムバーズ(YFB)という自警団の一員達が現れます。何このラップ？
隼人は彼らを鬱陶しがるも、今夜すごいイベントがあるらしく、R-ウィングとかいうサイコな組織が最近、カルト宗教団体みたいになっている上に
ナイフとか武器も色々持ち歩いているというので、正義の鉄槌を食らわすとか何とか…。なんかノリノリの４人…。僕ら正義の味方ですから…
と、自前のおそろいのTシャツを見せびらかしてきたりと、はっきり言ってついていけない…。何だか隼人が鬱陶しがるのもわかるような気がします…。











そんなこんなで、結局、今日の所は自転車は見つからなかったようで、鳴を駅まで送る隼人。兄貴がああいう系で大変だなという隼人ですが
聞けば、鳴は兄の翔とは一緒に住んでいないとのこと。街であったら声をかける程度の関係は変かと問う鳴でしたが、一瞬隼人の頭によぎったのは
羽田兄妹…。「俺の知ってる兄妹もだいたいそんな感じだしな」って言うことは、どうやら隼人も羽田家と何か関わりがあるようですね。
というわけで今日はもう終わり。また明日探そうということになって改札を通過した鳴でしたが、思いっきりパスケースを落として行きました。

「鳴！」

それを見た隼人はそれに気づいていない彼女を大きな声で呼び止めます。すると鳴は振り向き、いきなり下の名前で呼ばれたのが嬉しそうな様子。
”鳳”って呼んだら兄の翔とごっちゃになっちゃうだろと言う隼人ですが何だか照れくさそう。実は、鳴は、隼人に自分の名前を呼ばせる為にあえて
パスケースを落としたとのことで…ナイス！知能犯！一応、反省の意味を込めて「はい、どうぞ！」とおでこをぶってくれと突き出す鳴でしたが
隼人は鳴の頭に優しく手を置くだけでした。電車が来てるからもう行けと言われ、走り出す鳴は、転んでパンツが丸見え！これも計算なのかな…？




















こうしてようやく鳴と別れた隼人でしたが、ぶらっと街を歩いていると、R-ウィングとYFBが一触即発状態でにらみ合っている場面に遭遇します。
YFBの森里がバクチクをR-ウィングに投げつけると、それだけで彼らのうちの大半はやられたり、看板投げられただけで転んだりと弱弱しい感じです。
とりあえず隼人は抗争をやめさせようと彼らが信奉する男に説得しますが、彼は無関心。しかしそこに翔がやってきて状況が変わります。

「前奏曲は終わりだ…尊き俺に賛歌を捧げろ！！フェニックスの頌歌！！」

凄い勢いでR-ウィングの雑魚をなぎ倒していく翔でしたが、大司教がなんと卑怯にも銃を持ち出してきて、それをまともにくらった翔は左腕を負傷。
しかし、翔はまったく動じない上に、余計狂気じみた感じになり、ビビった大司教は再び銃で翔を撃とうとします。慌てて隼人が止めに入ると、
逆に大司教に撃たれそうになる隼人。しかし翔は「それは俺んだ！」と激怒し、大司教を撃破。雑魚どもは銃騒ぎで散って行きましたが今度は
翔と先ほどの男が一触即発に…。危うくリーダー同士の戦いになるところを隼人が間に入って何とか事は収束することができたようです…。
こうして、大司教から取り上げた銃のマガジンを抜き、その場から去った隼人は、川にマガジンを捨てた後、再びこう呟きます…。

「世界が平和でありますように…」