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俺たちに翼はない 第06話 『ひいッ!らめえ、声出しゃう~!』

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今週のアバンも妄想劇場なしでスタートいたしまして、嬉しいような残念なような…そんな気分でございます。何者かに撃たれたというマルチネス。
隼人に泣き付いて来たアリスの話によると、マルチネスを撃ったのは帽子をかぶった知らない男のようです。「男、言った…殺す…成田を…」
思い当たる人物は大司教。また隼人の怒りと同時に頭の中に流れてきたのは、別の男の姿。これももしかして新しい人格か何かなのでしょうか…?
その後、幸いにも弾は内臓には達していないとのことで、春恵さんから、マルチネスのケガが大した事がない事を聞かされホッとする隼人とアリス。
とはいえ、犯人はまだこの辺りをうろついている事には変わりがないのだから、しばらくはあまり遅くまで出歩かないように春恵さんは忠告します。

平静を装いつつ、危機感を覚えた隼人の脳裏に浮かんだのは鳴の顔…。異世界みたいな所で話し合う隼人と鷲介。このままでは鷹志や小鳩にまで
危険が及ぶということで、隼人はあの時、警察に突き出しておけばと後悔します。ともかく二人の安全は自分達で何とかするしかないようで…

「くれぐれも言っとくけど、早まったことしちゃダメだからね。世界が平和でありますように、だよ」

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「マスター。燃えるゴミ出していいっすかー?」「萌えるゴミだと?」

アレキサンダー。萌えるものは全てが宝だ、最近の若いモンは云々とぶつぶつ一人で喋り始めるマスターを無視して鷲介がゴミ捨てに行ったところ、
日和子と遭遇。「ど、どうですか、怪我の具合は?」と、日和子が休みであるのにここに来たのは、鷲介の具合を心配してのことだったようです。
自分のせいで怪我をさせてしまったわけで、責任を感じていた日和子は鷲介の怪我の具合を診ることに。鷲介は日和子の膝枕で治療してもらい、
一時の幸せタイム…なのですが、パンツがもろに見えてしまい、目のやり場に困ります。傷口に消毒液をたらしたことで濡れて敏感になった鷲介。
マスターの病気を発症してはなるものかと、自制していたものの、どこからともなく彼の「萌えろ。そして受け入れろ」との声が聞こえてきて…

「らめぇぇぇぇぇぇ、飛んじゃうぅぅぅぅぅぅ~」

その後、あまり上手くガーゼを貼ることができなくて…と謙遜する彼女に、感激だと過剰に喜ぶ鷲介。「もうこのガーゼ一生剥がさないぞーっ!」
日和子さんの愛が温かい。そんな鷲介の言葉を聞いた彼女は真っ赤になって、「やっぱり剥がします」とガーゼを思いっきり引き剥がし……。

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夜の街を隼人が歩いていると。突然、彼の肩に手をかける者が現れ…咄嗟に振り返ってみると「にゃう~~ん!」それは猫っぽい服を着た鳴でした。
パルクレープを食べにきた時に、隼人の姿を見かけたからついて来たと言う彼女。今の柳木原は色々と危ない状況なので、鳴が来るには危険です。
「お前は必ず俺が守ってやるから…」それを聞いて大興奮の鳴…。明らかに何かを勘違いしているようですが、そんな彼女を連れていった先は電車。
彼女を電車に乗せて、「俺がいいっつーまで暫く柳木原には近付くな」と釘を刺しますが、花畑状態の彼女はホントにわかっているのかどうか…。

鳴を送った後、隼人は翔がいつもいるというクラブへと向かいます。用事があるのは偶然居合わせた亜衣ではなく、翔の方。部屋へと通されると
素の状態で、酔った彼が座っていました。「お~ニワトリ目ぇ覚ませコラ」「やめろよ鷲ちゃん。ッハハッ…なんだ隼人か」途端に声色が変わる翔。
人格変わるほど飲んでんじゃねぇよと言う隼人ですが、別に飲まなくても人格が変わる人はいると返されます。彼は隼人の秘密を知っている様子。

「改めましてこんばんはー。鳳翔17歳でーす。……っておいおいって言えよ」

とりあえず隼人は大司教のことを告げます。アレキアンダーの件は知っているようですが、それでも翔はあんなのに負ける気はしないと言います。
翔のことはともかくとして、ヤバいのは周りの人間。翔の身内である鳴だってそう…。しかし、翔は鳴のことを元妹の赤の他人としか思っておらず…
切れかけて、危うく翔の挑発に乗るところでしたが、彼の思惑に気づき隼人はこの場を後にします。帰り間際、翔は近いうちにまた会おうと言い
「次は俺たちの話をしようよ」と続けますが、隼人は何も答えずにその場を去っていきました。果たして翔の狙いとは何だったのでしょうか?

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「はい玉稿いただきました~」鷲介はレビュー記事を米田に提出。追加で記事を書くことになった細川玉木の方は来週には提出できるとの事です。
そこで米田は彼女が出している二冊どちらの紹介文を書いているのかを尋ねてきます。『ほほえみインサイド』『米寿』。鷲介が書いているのは
後者の方なんですが、米田情報によるとそっちはションボリな結果だったのだとか。一作目と全然違う作風にしようとして無理をしすぎた感じ…。
若くしてデビューした子にはよくあることなようです。誰もが不幸になる結果。それに少しでも光明を見出せるかは鷲介の手腕にかかっています。

鷲介から隼人へチェンジ。夜の街で、小鳩が一人で歩いているのを見かけた隼人は声をかけ、今、街が物騒だから、一人で歩き回るなと注意します。
小鳩はテレビでやっていたパン屋のパンを買いに出てきたようですが、隼人は今度から代わりにパンを買ってきてやるから、夜は外に出るなと忠告。
小鳩は隼人に、偶にはうちでご飯を食べて下さいと言いますが、この二人って一体どういう位置関係なのかな?入れ替わりは知っているのだろうか。
そうして彼女を帰らせてパトロールを再開していると、物陰から「にゃう~~ん!」とポンコツが現れました。やはり昨日の言葉を理解しておらず

「ああ。今宵も愛しの鳴と出会えたというのに、なんで作業着姿じゃないんだ。こんな格好では、1秒でも君の
前に立ってはいられない。明日この時間、今度こそあの芳醇な香り漂う作業着に身を包んで君の前に現れよう」

どんな耳してるんだ…。ちなみに鳴のコートが駅前のモンキホーオーテで買ったお気に入りだそうで、そんな感じでじゃれあっていると銃声が…。
振り返ると、そこに現れたのは大司教。次に彼が撃った弾丸は鳴の猫耳をかすめ、怒った隼人と同調したように、心の中にまた別の人格が現れます。
怒れ裁けと叫ぶそれに負けず、大司教を殴り倒した隼人は、自分の中に出てきそうになる人格を抑えようと「世界が平和でありますように」を連呼。
そんなところでやってきたのは柳木原フレイムバーズの面々。大司教を捕まえ、鳴を保護し、安心したからか、隼人はそのまま意識を失いました。

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「言ったよね隼人。次は俺たちの話をしようって」車内にて翔は隼人に話しかけますが、隼人は何も答えず。寝るなよと彼の肩に手をかけた瞬間…

「久しいな。親愛なるフェニックス。蹴爪は研いでいたか?」「お前…まさか……」
「然り。余こそグレタガルドの正当なる王位継承者…ガルーダ・ダークブラック。またの名を伊丹伽楼羅。」

「栄えある王の凱旋だ!!」


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出身 : 関西のド田舎
職業 : 学生
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2011/07/08/22:29

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