オールウェイズ-アニメ考察部-

何だかんだで結局、正体をバラしてしまった鷲介にその事を怒る隼人。「だって、鷹志君の彼女らしいし」「あいつに彼女とかいるわけねぇだろ！」
それよりも隼人の方こそ、最近熱心に何かやっているけど、気になる人がいるのかと尋ねると。「バ、バカ。おめそんなわけあるか」と頬を染めます。
一方の鷲介にも、日和子という気になる職場の先輩がおり、その名を知られた鷲介は、逆に隼人の想い人の名前も聞きださねばとツンツンします。
「修学旅行の夜かっ！」と隼人に怒られ、話を元に戻します。今重要なのは、どうして自分たちの秘密を軽はずみに他人に漏らしたのかという事…。

「そりゃまぁ、もうあんまり時間もないしねぇ……。明日香さん、鷹志君の力になりたいって言ってくれたよ」

だからこそ、これからの彼を支える存在を作る為にも、これは必要な事なのかもしれません。二人がいられるのももうあまり長くはないのだから…。
「俺も色々と片付けとかないとな…」「お互いにね」二人はジャンケンをして、まだグレタガルドから戻ってこない鷹志の代わりを決めることに…。




















翌朝の羽田家。朝食の席に現れたのは鷲介の方でした。それを確認した小鳩は用意していたサラダから鷲介が苦手なアスパラガスを取り除きました。
小鳩は鷹志の事を心配し、鷲介が自分と隼人で何とかフォローすると伝えると、今度は伽楼羅の事まで心配します。「彼もう出てこないと思うから」
軽いノリで言った鷲介ですが、小鳩はその事にひどく落ち込んでいました。彼女は今までに兄でも伽楼羅でもない、様々な人格を見てきました。
しかし、その皆はいつの間にかいなくなってしまい…だからこそ彼女は不安を抱えています。それを知った鷲介は言います。「大丈夫だよ小鳩さん」

そうして登校する鷲介。鷹志らしく控えめに…とは思っているようなのですが、やっぱり完全にいつもの鷹志らしくというわけにはいかないようで、
同じクラスである針生とは、少し会話を交わしただけで、すぐに見抜かれてしまいます。「なるほどね…他にもまだ居たわけか。…ますます面白ぇ」
放課後…。鷲介が帰ろうとすると、山科京がすごい勢いで彼の元へやってきます。あれ？こんなキャラだっけ？というくらい饒舌になって明るい京。
超早口なので何を言っているのかかなり聞き取りにくいのですが、単に彼女はあのタバコ屋のところで鷹志と会話した時の事を言っているのでした。
勇気を出して声をかけたら優しく返してくれたのが彼女的にはとても嬉しかったようで、占いの結果によれば二人の相性はバッチリなのだとか…。

ようやく解放された帰り道。当たり障りのない学園生活を送っているとばかり思っていた鷲介は、明日香以外にも要注意人物がいたことに驚きます。
「ちょーちょー」そこに背後から話しかけてくる明日香。用があるなら普通に名前で呼べという鷲介ですが、×わしのすけ ×わしすけ ×しゅうのすけ
ともかく、何故今日は朝からずっと鷲介(わしすけ)が出ずっぱりなのかと迫る明日香は、鷲介ではなく鷹志と話がしたいから代われと言います。

「うふふー。頭ぶん殴って意識飛ばせばまた入れ替わったりしないかしらー？」「ぅわーい。なぁにこのバイオレンスなプリンセス様ー」











「ずっと俺のターン！！」ということで、夕方からはアレキサンダーにていつもの鷲介に。数日後にクリスマスイブを控えてるとのことで、
マスターより更なる集客率アップのための秘密兵器が発表されます。「それが彼女たち、当店専属アイドルユニット、アレックス2のお二人デス！」
盛り上がる店内。ここで鷲介はマスター…もとい、プロデューサーに提案します。「ここにもう一人、ダイヤの原石が！」頬を赤らめる日和子…
「千歳鷲介。アイドルになります」と思ったらまさかの自分を推薦してきました。そういう需要はここでは全くないようで…「仕事してください！」

仕事後、従業員室で鷲介と紀奈子さん、英里子が話していると、紀奈子さんが、鷲介が日和子の本のレビューを書いた雑誌をもってきていました。
そこには鷲介が書いた『米寿』のレビューが載っています。それはとてもよく書かれており、隣の部屋で着替えをしながら話を聞いていた日和子も
嬉しそうです。英里子もまた、実際に読んでみようかという気にさせるとその紹介文を褒めますが、「ま、実際読んだらガッカリするだろうけどな」
慌てて日和子を庇う鷲介でしたが、紀奈子さんも微妙な反応…。「ありがとうございます。皆さんの感想、今後の執筆の参考にさせていただきます」
そんな態度をとる日和子に、昔のたまひよはもっと可愛げがあったと英里子は厳しい言葉をぶつけます。鷲介も正直に『米寿』が好きだと伝えますが、
今のこの状況では説得力に欠け、日和子はそのまま帰ってしまいました。彼女の事を思っているからこそ、厳しい言葉をぶつけた英里子でしたが、
それだけ批判的なことを言えるのは、彼女の本をそれだけ細かく読み込んでいた為であったことが判明。何だかんだで根は優しい人なんだよね。











夜。隼人は鳴や亜衣とともに、走って森里の待つ場所へ向かいます。何でも、鳴が探しているであろう自転車が見つかったとのことだったのですが、
残念ながらそれは鳴のものではありませんでした。友達が困っていたら探すのは当然ということで、鳴の自転車探しには、この街の自警団である
柳木原フレイムバーズも協力してくれているようです。するとそこにやってきたのはR-ウィングの面々。彼らもまた、大司教をぶっ飛ばした隼人に
感謝したいということらしく、自転車探しの協力を申し出ます。それに張り合おうとするYFBも俄然やる気を増し、知らぬうちに第二次抗争が勃発。

パルクレープにて連絡を待つ二人。新しい自転車じゃ駄目なのかと尋ねる隼人ですが、鳴は自転車そのものよりも籠の中身を取り返したいのだとか。
それはポケベル。今は別れて暮らしている母親からの贈り物らしく、母親は鳴のポケベルの番号しか知らないので、未だにそれを大切に使っている
のだと言います。するとアリスは自転車を撤去する一団を見たことがあると言いますが、それは区役所の職員による駅前の放置自転車の撤去の事。
「なんかたまにやってるらしいな」「へぇー。そうなんですかー」区がそういうことをやっていた事を知らなかった鳴は問い合わせすらしておらず…。















ということで、後日。二人でその自転車保管所に行って自転車を探すことに。夜にしか現れない隼人とこんな時間に一緒にいるのは新鮮だという鳴。
と言っているうちに早速鳴の自転車が見つかりました。YFBとR-ウィングにはこの事を話していなかった為、まだ彼らは不毛な争いをしている様子…。
そして籠の中にはきちんとポケベルが入っており一安心。そうしてポケベルを見ると、何かが届いていたのか一瞬、驚いたような表情を見せる鳴。
それを見た隼人が気になって何か届いていたのか？と尋ねますが、鳴は何でもないと言って自転車で走り出します。これで隼人の役割は終わりです。
気持ちのいい早朝の道を走りつつ、鳴は、今度みんなで一緒にでかけませんか？と提案します。いつかそんな楽しい日が来ることを夢見る彼女。

「胸が高鳴るーっ！！」