オールウェイズ-アニメ考察部-

アルベルトが企画したこの地球旅行はウッドキューブを狙うドルフにとっては最大のチャンスでもありました。「何故だ…！何故裏切ったドルフ！」
ドルフはアルベルトによって拾われた身であり、アルベルト王は孤児だった自分を王国の指揮官にまでしてくれた恩人である存在。その事自体には
彼は感謝しています。しかし、同時に彼は大きな野心を抱いていました。そして彼は言います。「これは正当なる神の裁きですよ、アルベルト…」
そして、とうとうスターラ姫は見つかってしまい、「ＯＫ！すぐ行く！」とドルフは軽快な指差しをして、追い詰められた姫のもとへと向かいます。
「テメェ…自分で何やってるのか分かってんのかコラーッ！！」ドルフの目的とは、二つのウッドキューブを手に入れて古代兵器を甦らせること。
そう…全ては自らがフェイ王国の新たな王となるため。「ここにはお前の仲間はいない。もう逃げられないんだよ！」そんなドルフが姫に迫ります。

「さぁ！おとなしくそれを渡すん…だぁッ！！？」

その瞬間、自らの足に引っ掛かり盛大にずっこけるドルフ。そしてそのまま彼は死亡…。まさかの事態に騒然となる飛行船内。すると兵士の一人が
「ひーめ！あそーれひーめ！」と寝返り、一転して姫コールに包まれる一帯。そして姫は怒りながらも彼らの事を許し、王のもとへと向かいます。
そんな中、最後に部屋から出てきた兵士の一人が、偶然にも床に落ちていたウッドキューブを見つけてしまいます。姫はしっかり持っていたはず…
もしやと思って振り返ると、落ちていたそれとドルフが持っていたそれで、二つのウッドキューブが揃ってしまいました。思いがけないチャンスが
転がり込んだ兵士は、ウッドキューブを窓際に置いてとりあえず一服。「兵士生活12年…俺はこのまま死んでいくものとばかり思っていたが…」
しかし冷静に考えたところで、やめようと思ったその瞬間、誤ってウッドキューブを外に落としてしまいます。そして落ちた二つがみおの髪飾りへ。

「ぬああああああ！！」……それはゆっこの夢でした。　　　　　　　　　　　　　　　エピソード１「日常の27」-END-




















エピソード２「宝くじ」
新聞と宝くじを何度も見比べていたゆっこは、３等の10万円が当たったと嬉々としてみおに報告します。「家とか買っちゃおうかなぁ…っつって」
と、はしゃぐゆっこですが、受け取ったみおが宝くじをよく見てみると「ゆっこ…これ…去年のだ…」ゆっこは真っ白になってしまいました…。

エピソード３「プレゼント」
「まぁまぁ、そうそう宝くじなんて当たんないって」そう言ってゆっこを慰めるみおは、今日はが誕生日だという彼女にプレゼントを与えました。
つまらないものだろうと、たまたま家にあったやつだろうと、その気持ちが嬉しいと言うゆっこは喜んでそれを開けますが、中身は“たこわさび”…。

エピソード４「日常の２８」
国語科の高崎学(たかさきまなぶ)先生は桜井先生に、一向に宿題をやってこようとしない相生(ゆっこ)がどうにかならないかという事を相談します。
担任からガツンとやってもらえるとありがたいと言うと、きちんと伝えておくと答える桜井先生。だけどそんな桜井先生はちょっと頼りなく不安で…
（守ってやりてーっ！）生まれてこの方、女という者に全く縁がなかった高崎先生にとって、桜井先生は庭先に不意に生えたタケノコのようなもの
だといいます。そして彼は桜井先生が黒いのを忘れたと思ってわざわざ届けに行きますが、それは別の先生のものでした。ため息をつく高崎先生。

（シイタケ狩りに誘いてーっ！）桜井先生には彼氏がいるのかどうか考える高崎先生ですが、それは生徒の鑑として不純な行為だと考えを改めます。
しかし、好きな食べ物を訊くくらいはいいのではないか…と校長を華麗にスルーしながらそんなことを考える先生。頭の中でシミュレーションして
問題ないと考えた彼は、教室に向かって廊下を歩いていく桜井先生を再び呼びとめて、家のナスに話しかけるように自然に話しかけることに…。

「今、付き合っている彼氏はいるんですか？」

ドストレートきました！言った後、自分で後悔する高崎先生ですが、幸いなことに桜井先生の答えは「いませんよ」「ほっ、ほっ、ほいきたー！！」
とにかく結果オーライ。「桜井先生、一時限目頑張って下さい！」と声援を送ると、「はいっ、高崎先生も頑張ってくださいね」との返事が貰え…。
その場はクールに彼女を見送りますが、あまりの嬉しさからか廊下のど真ん中で腕立て伏せをする高崎先生なのでした。「おー…精が出ますな」




















エピソード５「想像」
突然、ゆっこは「今、みおちゃんの頭の中で全く思ってもない事言ってみよっか」と言い出します。「スチャラカOL旅日記」しかし…「ちょっと」

エピソード６「駆け込み乗車は危険です」
もうすでに電車が来ているということで、急いでホームへと駆け込んでくるゆっこ、みお、麻衣ちゃんの三人。そうしてギリギリのタイミングで
駆け込み乗車に成功したゆっこ。ですが、みおと麻衣ちゃんはそれに乗れず、「一人で間に合ってる」と二人に笑われ、「スラマティンガル…」

エピソード７「何にしましょ」
回転寿司に来たゆっことみお。ゆっこはマグロとえんがわを頼み、みおはウニ一つ。しかし店員は「忘れちゃった」「「わーすれちゃった～よ～」」

エピソード８「日常の２９」
道を歩いていたなのは、偶然すれ違ったみおの姉である長野原よしのに背中のネジに興味を持たれます。しつこくなののネジに興味を持つ彼女は、
変わってて面白いという理由でなのの右手を持ち帰ろうとします。そして手首はどこでしょうゲームで一しきり遊んだ後、手首は返してくれました。
が、まだなのに構おうとする彼女は弾みでなののネジをとってしまいます。最初は驚くなのですが、よくよく考えてみて「TORETA！」と大喜び。
ですが、よしのは今回に限ってあっさり元に戻して、そのまま帰ってしまいます。そして途中で合流したみおに変な人がいたと報告。「何ソレ…」




















エピソード９「日常の３０」
なの、はかせ、阪本さんは公園で野球をして遊んでいました。しかし、はかせの球はバッターのなのにまで届かず、全然野球になっていません…。
逆になのの球はもの凄い剛速球で、阪本さんをかすめ、フェンスに突き刺さりました。そしてもの凄く振り遅れるはかせ。しかも２回振ってます。
次は阪本さんの番と言われますが、猫にバットが持てるわけもなく…。またしても説教を始めますが、落とされたボールに反応してしまい失敗…。
というわけで阪本さんは監督的立場で二人のキャッチボールを見守ることになりますが、その前になのの剛速球で飛んでいったボールを探す事に。
草むらをかき分けてボールを探している途中、なのが見かけたのは下校する楽しそうなゆっこたちの姿。その後いきなり現れたジェントルマンから
拾ってくれてたボールを受け取る彼女でしたが、そんな様子を今度はみおが見ていました。背中についたネジ。「お姉が言ってた子かなぁ…」

エピソード１０「誕生日プレゼント」
夜。ゆっこはご飯を前に、みおから誕生日に貰ったたこわさびを開けようと必死でした。しかしどんなに力を入れてもビンの蓋は一向に開きません。