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花咲くいろは 第03話 『ホビロン』

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「うざい。ちっちゃいくせに声でかい。死ねって言うなって何なのアイツ。ふざけんな死ね」

早朝から大根の皮むきをしている民子は、緒花のことを思い出して、相変わらず死ねとつぶやき続けていました。一人でぶつぶつ言ってると
そこへ徹がやって来ますが、急に話しかけられてドキドキな民子。なんとなく分かってましたが、民子は徹のことがやっぱり好きみたいです。
でも、緒花のことは嫌っている民子ですが、無視せずに意識しているというあたり、少しずつではありますが関係は進歩しているかもしれません…。

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次郎丸は朝食をいらないらしく、彼の分の干物を食べちゃおうと言う巴でしたが、菜子はそれを断ります。その言動は「心の準備です」とのこと。
その後、二人で食堂へと向かう民子と菜子。二人とも緒花の復讐のまかない(里芋とほうれん草)を恐れていて、内心かなり怖がっているようです。
「トカゲとか入ってたらどうしよう…」とびびる菜子ですが、民子は緒花のことが嫌いだからこそ「私は食べる」と強い決意を持って朝食へ臨みます。
意を決して食堂に入るものの、そこに緒花の姿はなく…。裏切ったと憤りを見せる民子でしたが、大量の里芋とホウレン草は用意してあり……

「そう。その時、とんでもないドラマが、あたしに降りかかっていたのです」

前回、緒花が次郎丸に攻め寄られたところで終わりましたが、その後どうなったのかというと、何故か緒花は波の間でもがいていました…。
“縛り百選”という本を見ながら、次郎丸が彼女に亀甲縛りをしようとしているのですが、結局はうまくいかずに逆に緒花にやり方を突っ込まれる始末。
前回の結末的に緒花が襲われるんじゃないかとか思ったけど、確かに監禁はされてますが…こういうおいしい展開になってくれて一安心です。
「監禁した少女に逆に教えられるなんて……」と落ち込む次郎丸ですが、緒花の口を塞いでいた布までとれてしまいます。しかし緒花は逃げたりせずに
「それより、どうして私を縛ったり、猿ぐつわをしたりする必要が?」と尋ねます。理由は簡単で、小説を見られたから。売れっ子小説家なんて嘘。
縛ったのはアイディアが浮かぶかと考えたためだったようです。ですが何をやっても上手くいかず、自分には才能がないと次郎丸は嘆くばかり…。
「才能がないなんて、自分で判断できることじゃないですし…」と励ます緒花でしたが、次郎丸は緒花に一つ頼みごとがあるようです。え…?

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一方、旅館の朝。料理の途中で緒花が消えたことは全員の知るところとなり、必死に探し回る旅館メンバーでありましたがいっこうに見つからず…。
いよいよ警察に連絡した方がと縁が考える一方で、菜子は自分たちのことを嫌いになったのではないかと言い始めます。東京に帰ったのではないか。
その可能性は確かに考えられるため、民子も表情を曇らせますが、そこに客の送り出しから戻ってきたスイはは皆の混乱をそこまでにさせ、
今日はお客様が来ないということから、全員で見えないとこまで大掃除をするように…と命じます。何だかんだでおばあちゃんも心配なのか…?

『我慢しなくていいんですよ。この宿のことだけじゃなく、全部…ちゃんと教えてあげますから』
『いっつも声でかいけど…こういう時もおっきいんだ…』『嫌。言わないで…』

「……僕、才能ある?」と問いかけるのは次郎丸。どうやら緒花は次郎丸の書いた官能小説を読まされて感想を求められているようで…
「そんなに声でかいですか? あたし」と尋ねる緒花。次郎丸は緒花の事を常日頃から観察していたらしく、緒花の特徴をよくとらえていました。

『私…輝きたいんですッ!』『大丈夫……ちゃんと、ここ磨けば…輝けるから』

お風呂場で菜子と民子が緒花に迫ってくるというシチュエーション…。まさかの百合展開ですが、やたらと気合入っていてエロい…とくに菜子が…。
そして小説の中の自分の台詞、「私…輝きたいんですッ!」に反応する緒花。その部分について何かを訊こうとしたところで、菜子がやってきます。
掃除ということであったためそれを断る次郎丸ですが、電灯の調子を調べて来いとも言われていたようで、菜子も簡単には引き下がりません。
「しつこい! そんなことばかりに気を取られているから原稿をなくすんだ!」「ダメ旅館には、ダメ仲居しかいないのか」という次郎丸の言葉に
隠れているつもりだった緒花もさすがにムッとしたようで、「それはないですよ!」と外に出てきてしまいます。バレてしまってはしょうがない。
こうなったら、菜子も監禁して亀甲縛りにしようとする次郎丸は、無理やり菜子を部屋に引き入れようとしますが、菜子の後ろに豆じいも居ました…。
「こうなったらこの爺さんも拮抗縛りに……!」と何を血迷ったのかそんなことを口走る次郎丸になぜか頬を赤く染める豆じい。しかしここで
巴さんも現れてしまったので4人も亀甲縛りなんて無理だと次郎丸はパニックになり、その場から逃げ出し、階段前で滑って転がり落ちていきました。

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「お待ち。あのお客さんから真実を聞くまで、判断はできないよ」

そして緒花の証言から、全ては狂言であったことが発覚します。みんなの溜まりに溜まった怒りが噴出し、今度こそ警察にという話になりますが
それを引き止めるスイ。それは緒花のことを信じていないというわけではなく「それ以上に、お客様を疑うわけにはいかないんだ」と言います。
そんなスイの言葉を外からこっそり聞いていた次郎丸はいたたまれなくなり、思わず旅館の軽トラを盗んで逃走してしまいます。ええええっ!!?
なんだかますます泥沼っていうか犯罪者になっちゃってますが、赤信号ではきっちり停止する次郎丸…。そのタイミングで車に駆け寄り、
開けろと言う徹を無視し、彼はなおも逃走を続けます。ちなみに、一度外に出てしまった徹のことは無視。彼は置き去りにして追跡を再開します(笑)
途中、運転していた蓮二が突然、献立に湯葉料理を思いつき、スイが「試しに作ってみな」と言ったので豆腐店に寄ってその相談をしたりと
「なんか、緊迫感がありませんね」と緒花が言うくらいに呑気な追跡を続けたところ、遅れて走ってきた徹が海岸の駐車場に停まっている車を発見!

「僕はずっと……みんなに偉そうにして、みんなを騙してるつもりでいた。でも、そんなのとっくの昔に
見抜かれていたんだ、女将さんには……。自分が恥ずかしい。人の善意に胡坐をかいて……」

断崖絶壁に立つ次郎丸はそう言って懺悔を始めますが、「善意じゃないです」とキッパリ言う緒花。驚く次郎丸ですが、スイはそれを肯定し、
「お客様の素性に気付いていても、それを疑ってはいけないのがこの仕事。」と言った上で、賞を取る気持ちを捨てなければ可能性は消えない
と厳しくも優しく彼を諭します。しかし、太朗は自分に才能がないと訴え、崖から勢いよく飛び降りてしまいます。しかし死にたくないとの言葉が…。
そんな彼を見ていち早く動いたのは、なんと菜子でした。子供時代のあだ名が河童っぱな彼女は、どうやら相当泳ぎが得意なようです。

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こうして無事、次郎丸を救出し終え、菜子が大胆セクシーに構えているところへ皆は駆け付けてきます。さっきのお風呂といい菜子さんエロすぎっ!
ですが、そんな中、死ぬことも満足にできない…と嘆き、そんな自分に絶望する次郎丸に、緒花は一発強烈なビンタを食らわせ、叫びます。

「次郎丸さん、才能ありますよ!!私…輝きたいんですッ!!」

それは彼の書いた小説にもあったあの言葉。それについて緒花は民子たちに説明します。内容はお風呂場のモップで変なところを洗いっこする話
だったようで…モップで洗いっこ… (;゚д゚)ゴクリ…。何はともあれこの旅館で仕事に打ち込もうとする自分の気持ちが何なのか分からなかった緒花…。
次郎丸の小説を読んでその気持ちに気づくことができたようです。そのことに感謝する緒花。「次郎丸さんはホントの…ホントに小説家さんです!」
その言葉を受け、次郎丸は涙を流します。これにて一件落着!彼は旅館で働く事になり宿泊代を返しながら賞を取るための執筆をする事になりました。

時刻はもう夕方。皆のお腹もすいたとあって、ここで食事をとることになりました。緒花は活躍した菜子をカッコ良かったと言います。それに対して
「…教えましょうか?」仲居の仕事をきちんと教えられなかったからと、今回のことでちょっとだけ心を開いてくれた菜子。本当に良かったです・
そして食事が出来上がります。民子の分は緒花が、ほうれん草がたっぷり入った鍋からほうれん草をたっぷりとよそってあげることにします。
仕方なしに民子がほうれん草を食べる姿を見て、「食べた~~!」と大喜びする緒花ですが、民子は突然振り返って、大きな声で緒花に

「ホビロン!!」

と叫びます。これだけでは正直、意味不明なんですが、どうやらそれが“死ね”の代わりに民子が生み出した緒花への呪いの言葉のようです…。

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「あなた。あの子は、ホントに皐月にそっくりですよ」

その晩、スイは一人、夫の仏壇を前で緒花の母と緒花のことを報告していました。スイもスイで娘や孫の緒花のことを想っているようです。
そこに豆じいが。豆じいも緒花さんがなんとかしてくれると考えていたんだろうと、スイの気持ちを察していました。まだまだ厳しいスイですが、
今まで冷たい態度が目立っていただけに、このシーンでほっとした気持ちになりました。やっぱり何だかんだ言ってもおばあちゃんなんだよね。
前回くらいにババアとか言ってホントすいませんでした(滝汗。

さらに、部屋で仲居の本を読みながら勉強していた緒花が、まだ帰ってきてない民子の布団を直していると、布団の下からノートが出てきました。
『死ね!以外の言葉』それをテーマに書かれたそれでは、いくつかの候補が挙げられていました。昨日の夜にやってたのはこれだったんですね…。

   ・ムカツク → ちょっと普通すぎ…   ・近寄るな! → ダメージ少なすぎ…か?
   ・やっつけられろ → 意味不明?    ・呪われろ! → …暗っ!?

ホビロン → ほんとにっくりするほど外!

最終的に決まったと思われる『ホビロン』。この頭文字から来てることともうひとつ、これは前回も書いたけど、実際にホビロンっていうものがあって
ホビロン。アヒルの羽化孵化しかけた卵。食用。気持ち悪い。生理的にうけつけないし無理。意味もあってるし……』ということで決定!!
これは無駄な努力…とはいわないけど、ここまで一生懸命嫌われるとなぜか清清しい気分になる緒花なのでした。そこに一通のメールが。それは
『見送りに行かなくてごめん。緒花、がんばれ!!』という孝一からの励ましの言葉でした。離れることで初めてわかるメールの嬉しさ…。

「うん。あたし、頑張るよ。この場所で…輝けるように…」


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