オールウェイズ-アニメ考察部-

「さらさらロングヘアー！」「きゅっと引き締まった細いウエスト！」「キリンの首並みに長い腕！」

学校。ユー子が教室に入ると、るんとトオルがなにやら言い争いをしていました。喧嘩をしているのかとも思いましたが、どうやら違うようです。
「スラリと伸びた足！」「豊満なＥカップ！」と、るんたちが叫んでいたのはユー子の長所のようです。何でそんな話になったのかはともかく
「顕微鏡でしか確認できない毛穴」や「ミジンコみたいに小さい顔」など二人が言うのは外見的なことばかり。もっと内面的なことも見てほしい…
と落ち込むユー子ですが、「いつもスタイル抜群！」というるんの言葉にそれ以上に落ち込むトオル。るんがユー子のことばかり褒めるので
ムキになって自分の首をしめていたようです。「トオルもええところあるやんか」と励まそうとするユー子が言うトオルの長所は世の中貧乳萌え、
スレンダーブームだからストライクゾーンだということ。しかしそれをユー子が言うと嫌みにしか聞こえません。いつも通りユー子の胸を揉むトオル。
「ナイスボディだからなに？」その言葉を聞いて何かを思い出したナギ。今年の目標、夏までに３キロ減で目指せモデル体型。間に合うのか？











『本日全校構内美化』ということで一年生は草むしり担当らしく黙々と作業をするトオル。そこに「トオルさん、捗ってる？」とみぽりんが来ます。
実は私もユタカと同じくトオルのファンだったと言って、トオルの髪の毛を撫でるみぽりん。それを目撃したユタカは「ずるいー」と物凄い勢いで
近寄ってきて、トオルを触りまくります。「そういえば二人って仲良いけど中学同じなの？」というトオルの質問に「腐れ縁みたいなものだけど」
と時間を計りながら言うみぽりん。、３分たったからということでユタカをトオルから引き剥がします。中学といえばみぽりんは「リモコン」
というあだ名で呼ばれていたようで、ユタカはその由来が分かっていないようでしたが、尚もトオルに抱きつこうとする彼女を叱りつけたように
彼女をコントロールしているから。結局、トオルがむしった雑草の入ったゴミ袋も、まんまとユタカが持たされることになってしまいました。




















一方、二年生はプールの掃除らしく、水着に着替えた三人はプールサイドに座り込んでいました。気分はリゾート…なわけがなくただ暑いだけ…。
「とにかくさっさと終わらせよう！」と勢いよく駆けていくるんは、転びそうになるものの、プールの底がつるつる滑って面白いことに気がつきます。
「転んで頭でも打ったら危ないやんか！」とユー子は注意しますが、滑って遊ぶるん。ナギもそれにはまって楽しそうに滑っていました…。
呆れるユー子ですが、隙ありとばかりに後ろからホースで水をかけるるん。「…そうか、そうきたか…」ということで、ユー子もプールで大暴れ。
そこにナギも加わって、水の掛け合いになり、転んだ拍子にナギの持っていたホースの水がばら撒かれ、びしょぬれになったクラスのみんな。
水の掛け合いでるんも楽しそうな笑顔を見せています。そんなクラスの様子をフェンスの外からこっそりのぞき込んでいるトオル…。

「楽園…」「全然楽園じゃねぇ…」

楽しい時間も過ぎてしまえばあっという間というか…。結局授業時間では終わらせることができなくて、居残り掃除をさせられる三人なのでした。











家に帰り、体重計に乗るナギ。今日はあれだけ動いたんだから絶対に減ってるはず、それどころか３キロ減の目標も達成できるかもと思いきや…
結果は１ｋｇ増加！固まるナギですが、「そういえば服着てたら－１ｋｇと考えて良かったはず…」だったら変わってないとほっと一息。
－３ｋｇ目標はどこへ行ったのやら…。あと前に計ったときは服着てたんじゃ…。でも結局、ダイエット本を読んで、ダイエットを始めることに。
とりあえずそのことはみんなには内緒にしておくことにするナギ。るんやユー子が知ったら『健康に悪いからやめなよ』とか『今のままでええやん』
とか言われると考えます。そしてトオルならお菓子を見せびらかしてきそう…などと考えながら教室のドアをかけるといきなりトオルと遭遇。

「ねぇ…ダイエット…」「え…？」「ダイエットしてるでしょ？」

会うなりいきなりダイエットしていることを見抜かれるナギ。動揺して思わずその場に倒れます。その後、なんで分かったのかと尋ねてみると
「春頃に自分で夏までにダイエット３ｋｇ楽勝って言ってたじゃない。昨日ので思い出したんでしょ」と、ナギの宣言をきっちり覚えていたようです。
そうしてトイレにいったというるんとユー子を探しに行く二人。トオルはあんなにお菓子食べてるのにどうして痩せているのかと問うと
「動き回ってるからじゃない？そのかわり、こっちにも栄養がいかない…」と胸を押さえながら答えるトオル。なかなかるんとユー子は見つからず、
歩き回っていたので、トオルはけっこう汗をかいています。それを指摘され、これはるんに会えないことへの悲しみの涙だというトオルですが、
「なるべく腕だしたくない」という理由から、熱中症になるからと言って無理やり脱がそうとするナギに必死に抵抗。「そんなにいやか」




















結局、教室にてユー子に体型キープの秘訣を聞く二人ですが、ユー子はとくに何もせず、好きなものは我慢せず食べてよく寝ることだと言います。
そのことでダイエットをしていたことがばれますが、食べるのに制限をつけたくないから、るんもユー子もダイエットをしたことはないようです。
とくにユー子はペットを飼っているしというるん。サナダ虫はペットじゃないよっ！そして「ネットで調べればいいダイエット法が見つかるよ」
と突然、トオルがそんな提案をしたので、４人は図書館にあるＰＣを使ってダイエット法を検索します。見つけたのは６０ｋｇ痩せるサプリ。

「そんなに落ちたら体重がマイナスになっちゃって、空が飛べるようになるね！」「ああ……幽体になってな」

結局、お昼ご飯をあまり食べないとか、今すぐ急激にダイエットするのは体にも悪いし、1年くらいの期間で無理なくダイエットしたほうが良いと
ユー子は提案します。「やっぱり無理はだめか、あせらず自分のペースでやってみるよ」ということでみんなでアイス食べに行く流れに…。
この流れでなぜアイスかとため息をつく彼女でしたが、結局は折れ、当分ダイエットは無理だと悟ります。そしてそんな彼女にユー子は言います。

「ナギは今のままで十分や、十分可愛いやん！」「な…なに急に恥ずかしいこと言ってんだよ！」















翌日、蛍光イエローのおニューの靴下をユー子に見せるナギ。…と思えばトオルもこの時代にルーズソックスなんかを履いて登校してきました。
しかしそれはルーズではなく新しいニーソ。単に落ちやすいだけだったようで、「どんだけ細いんだお前…」と驚くナギ。ストッパーは効果がなく
るんが貸してくれたソックタッチを使ってもずり落ちてくるニーソ。思わずトオルもナギの方を見ながら「太りたい…」「うわああああ！！」